ASKA容疑者 任意同行 本人潔白主張「私はやってません」

[ 2016年11月28日 20:43 ]

午後6時53分、自家用車で外出しようとするASKA容疑者
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 警視庁が覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕した歌手のASKA(本名宮崎重明)容疑者(58)は28日午後8時20すぎ、東京都目黒区の自宅から出てきて、警察車両に乗り込んだ。

 任意同行を求められ、捜査員とともに自宅から姿を見せたASKA容疑者は、黒っぽいTシャツの上にグレーのジャケットを着込んだ格好。間断なくカメラのフラッシュが浴びせられ、報道陣から「覚せい剤をやっていたんですか?」「ブログでは否定していましたが、やっていたんですか?」などと矢継ぎ早に質問が飛ぶ中、自宅前に止められた警察車両3台のうち、2台目の後部座席に乗り込み、警視庁に向かった。眼鏡は掛けていなかった。

 この日午後、「逮捕する方針」とのニュース速報が伝えられた後、ブログを何度も更新し、潔白を主張していたASKA容疑者。午後6時半ごろ、100人以上の報道陣が集まる中、外出先からタクシーで1人で帰宅した。同6時50分すぎ、長男とみられる男性が運転する乗用車の後部座席に乗って外に出ようとしたが、報道陣が殺到。車はバックしてガレージ内に戻った。ASKA容疑者は再び自宅に入ったが、その際に「私はやってません」と話した。この時は茶色い縁の眼鏡を掛けていた。

 25日に「盗聴されている」などと自ら110番したという自宅は閑静な住宅街にあり、周辺は制服警察官が出動し交通整理にあたるなど騒然とした雰囲気になった。

 2014年9月に同法違反と麻薬取締法違反の罪で懲役3年、執行猶予4年の判決を受け、執行猶予中。午後3時半ごろには、集まった報道陣に通行人の女性が「(同容疑者が)また何か事件を起こしたんですか?」と質問。覚せい剤取締法違反の疑いで再び逮捕される方向だと聞くと、「またですか?」と驚いた表情を見せていた。

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2016年11月28日のニュース