勘九郎の息子七緒八、哲之 ゆかりの浅草でお練り

[ 2016年11月28日 05:30 ]

二月大歌舞伎の成功を祈願して浅草寺でお練りを行った中村勘九郎(右)と七之助、前列は勘九郎の長男・七緒八(左)と次男・哲之
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 歌舞伎俳優の中村勘九郎(35)の長男・波野七緒八(5)と次男・哲之(3)が27日、来年2月に行う初舞台の成功を祈願し、東京・浅草の雷門から浅草寺本堂までを練り歩いた。浅草は芝居小屋「平成中村座」などで縁の深い場所。父子が姿を見せると、ファンから屋号の「中村屋!」などの掛け声と歓声が上がった。

 雨の予報を覆し、雲の合間から日も差した。勘九郎は「晴れ男だった父(故中村勘三郎さん)が可愛い孫のために執念で晴れさせたのでしょう」と笑顔で語った。七緒八、哲之兄弟もそれぞれ「初舞台をします。よろしくお願いします」と沿道の約1万5000人にマイクであいさつ。2人から「おじじ」と呼ばれている中村七之助(33)も参加し「幼い2人には最高の門出。同じ役者になる喜びを感じています」と目を細めた。

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2016年11月28日のニュース