フジ社長 苦戦の「フルタチさん」に「まだまだ手探り」

[ 2016年11月25日 15:53 ]

フジテレビの新バラエティー「フルタチさん」での古舘伊知郎
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 フジテレビの亀山千広社長(60)が25日、東京・台場の同局で定例会見を行い、11月6日にスタートしたフリーアナウンサー・古舘伊知郎(61)のトークバラエティー「フルタチさん」(後7・00)についてコメントした。

 6日の初回視聴率は8・2%で同時間帯2位と健闘し、13日は8・1%だったが、20日は5・8%(数字はすべて関東地区、ビデオリサーチ調べ)と3回目にして5%台に落ち込み、テレビ東京を含め同時間帯で全局で最低だった。

 同番組について、亀山社長は3回ともリアルタイム視聴したことを明かし、「試行錯誤しているところだと思う。古舘さん本人は牙城を狙っているかもしれませんが、まだまだ胸を借りる立場。まだまだ手探り」と冷静に分析。

 「お客さんが何をしたい番組かわからなくなるのだけは避けてほしい。古舘さんのトークに注力する番組にしてほしい。古舘さんじゃなくてもいいものがあるとは思ったので、リアルタイムで見た男としてのそれは意見を言わせていただいた」とし、「古舘さんのトークのキレをうまく番組に活かされるような番組にしてほしい。うんちくを語るのではなく、うんちくがあってもそれをトークにする力があの方にはある」と期待を寄せた。

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2016年11月25日のニュース