七緒八&哲之 父・勘九郎と初舞台「かっこいい桃太郎に」

[ 2016年11月25日 05:30 ]

吉備津神社の鳥居前で撮影に応じる(左から)波野哲之、中村勘九郎、波野七緒八
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 歌舞伎俳優の中村勘九郎(35)が24日、長男の波野七緒八(5)と次男の哲之(3)とともに、岡山・吉備津神社で、「二月大歌舞伎」(東京・歌舞伎座、来年2月)の成功を祈願した。

 七緒八が三代目中村勘太郎、哲之が二代目中村長三郎を名乗り、舞踊劇「門出二人桃太郎(かどんでふたりももたろう)」で初舞台を踏む。親子は吉備津神社のほか、桃太郎伝説の「鬼ケ島」として知られる、香川・女木島も訪れ、七緒八と哲之は「かっこいい桃太郎になりたいです!」と声をそろえた。

 勘九郎と弟の中村七之助(33)、さらに勘九郎の実父・故中村勘三郎さんも「桃太郎」が初舞台だった。親子3代そろって幼少時に初舞台の成功祈願を吉備津神社と女木島で行っており、勘九郎は「父がそばにいてくれているような気がしています」と感慨深げに語った。

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2016年11月25日のニュース