「シンガー指原です」初ディナーショー 聖子や明菜でしっとりと…

[ 2016年11月21日 05:31 ]

初ディナーショーでしっとりと歌い上げる指原莉乃

 HKT48の指原莉乃(24)が20日、東京・高輪のグランドプリンスホテル新高輪・飛天の間で、AKB48グループ初のディナーショーを開催した。

 価格はディナーショーとしては一般的と言える3万4500円。食事はフランス料理のフルコースで、食材として出身地・大分県のかぼす、ゆずこしょう、しいたけなどが使用された。

 ショーは昼夜計2回行い、想定の計900人を大きく上回る計1600人を動員。40、50代の男性がほとんどの客層に合わせ、松田聖子(54)、中森明菜(51)らの昭和歌謡曲を中心に並べた。

 客席の食事が終わってステージに明かりがともると、指原は会場の後部ドアから登場。昼の部では1曲目に故越路吹雪さんの「サン・トワ・マミー」を歌いながらテーブルの間を練り歩き、涙ぐんでいるファンの姿を目にすると、思わずもらい泣きした。

 ステージ上では「シンガーの指原莉乃です。今日はアイドルではなく、いつもの使い勝手のいいバラエティータレントでもなく、シンガーの指原莉乃の世界にいざないたい」と堂々とあいさつ。

 夜の部ではテレビのレギュラー番組で共演している「フットボールアワー」後藤輝基(42)がゲストとして登場し、後藤のアコースティックギター演奏を交えて山口百恵さん(57)の「秋桜」を歌い上げた。

 自虐的に「クソ高いお遊戯会のようなディナーショー」と話す場面もあったが、最終的に観客の好反応に満足した様子で「来年もやりたい。名古屋や福岡でも!」と満面の笑みを見せた。21日が誕生日で客席からはハッピーバースデーの合唱が巻き起こった。

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