オードリー若林正恭「IPPON」収録前は“大喜利脳”に

[ 2016年11月18日 15:30 ]

19日放送の「IPPONグランプリ」に出場するオードリーの若林正恭

 お笑いコンビ「オードリー」の若林正恭(38)が年2回の大喜利の祭典、フジテレビ「IPPONグランプリ」(19日後9・00)にディフェンディングチャンピオンとして出場する。6月11日に放送された前回、悲願の初優勝。大会2連覇を目指す。

 前回は「博多華丸・大吉」の博多大吉(45)との決勝戦を制した。「決勝の舞台に上がっちゃうと、答えを考えるのに精いっぱい。今、自分が何ポイントなのかも分からないぐらい、本当に集中していて。(優勝が決まって)紙吹雪が舞った時に『そうか、3ポイントか』というぐらいなんです」と没頭していることを明かす。

 最後のお題は「『おやじ狩り』されたけど、なんか嫌じゃない。なぜ?」。「僕、絵が下手で、なかなか絵で一本が取れないんですが、最後に絵で勝ったのは自分でも意外でした。絵に苦手意識があったので、うれしかったです」を笑みを浮かべた。

 優勝の反響については「他の番組のスタッフさんに対する発言力が増しましたね」と笑いを誘いながら「僕らの世代にとって(大会チェアマンを務めるダウンタウンの)松本(人志)さんは大きすぎる存在なので、非常にうれしかったです。中高生の時、学校のクラスがダウンタウンさん一色。優勝は地元の友達が喜んでくれました」と声が弾む。

 相方の春日俊彰(37)は若林の勇姿を「そう言えば、この間、ラジオで見ていないと言っていて。(今月16日に発売された)DVDが出来上がったら、自腹でも1枚買って無理やりカバンにねじ込もうかな」と、これまたユーモラスに語った。

 前回王者として臨む今回だが「特に意識は変わらず。大喜利が始まっちゃうと、お題のことしか考えられなくて。楽しいんですが、僕に余裕がないので、前回(フロア進行の)榎並(大二郎)アナウンサーとの絡みが雑になっちゃって。ずっと反省していたので、今回は謝りたいです」と笑った。

 収録前は頭の中がIPPONグランプリ一色の“大喜利脳”になるという。「普段スベることはしようがないと思ってやっているんですが、『ヒルナンデス』や『スクール革命!』のクイズでボケて、あまりウケなかったり、反応が悪かったりすると『あれ、IPPON、ヤバいぞ』と考え込むことはあります。IPPONの前だと、ダメージがデカいですよね。IPPONの収録がある日の午前とかだと、春日へのツッコミが荒くなります」と苦笑い。

 番組の魅力については「どうしても負けたくないという気持ちが出てきますし、参加されている皆さんも他の番組とはまた違った集中力が見られるので、ヒリヒリしてスリルがあって、楽しいです。空気感が違います。先輩たちが緊張している顔はあまり見ないので、やっぱり特別ですよね」と分析。年間2連勝の偉業へ、脳をフル回転する。 

 【第16回IPPONグランプリ出場者】<Aブロック>バカリズム(40)永野(42)千原兄弟・千原ジュニア(42)ふかわりょう(42)ロバート・秋山竜次(38)<Bブロック>ネプチューン・堀内健(46)ロッチ・中岡創一(33)オードリー・若林正恭(38)とろサーモン・久保田和靖(37)麒麟・川島明(37)

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