「SHOCK」来年3月千秋楽で1500回公演 堂本光一「感謝」

[ 2016年11月16日 05:35 ]

 KinKi Kidsの堂本光一(37)主演ミュージカル「Endless SHOCK」(東京・帝国劇場、来年2月1日~3月31日)の製作発表が15日、都内で行われた。

 00年に初演。同一演目単独主演としては森光子さんの「放浪記」の2017回に次ぐ1422回で、来年の帝劇公演千秋楽で通算1500回を達成する。来年は大阪・梅田芸術劇場(9月)、博多座(10月)でも上演される。光一は「こんなに長く愛される作品になるとは。感謝の気持ちを乗せてステージに立ちたい」と力を込めた。

 会見は劇中の見せ場「階段落ち」で使われる大階段をバックに進行した。22段(高さ4・84メートル)の階段落ちは02年から行われ、これまで落ちた段数は2万8776段。来年の博多公演終了時には3万段を超え、延べ7546メートルに達する。これはほぼ富士山(3776メートル)2つ分の高さに相当する。光一がこのペースで階段を落ち続けた場合、20年の東京五輪時にはエベレストの8848メートルに到達する見込みだ。

 最上段まで上がって、改めて高さを実感すると「恐ろしいですね。とんでもないことをしてますね」と苦笑い。「でも本番では恐怖心はない。アドレナリンが勝って痛みも感じないんです。本番のエネルギーは凄いですね」と話した。

 ジャニー喜多川氏が作・構成・演出を務める同作は、階段落ちのほか殺陣やダンスなど激しいアクションが続く。いずれ後輩に譲る考えがあるか聞かれた光一は「フィジカル的にきついステージなので限度はある。その時は演出に回ってもいい」としながら「“やれるもんならやってみろ”と言えるものをつくっているつもり」と胸を張った。

続きを表示

2016年11月16日のニュース