小松菜奈、菅田将暉の再々共演提案をバッサリ「恥ずかしくて無理」

[ 2016年11月12日 19:50 ]

映画「溺れるナイフ」の大ヒット記念舞台あいさつに臨んだ小松菜奈と菅田将暉

 女優の小松菜奈(20)と俳優の菅田将暉(23)が12日、主演映画「溺れるナイフ」(監督山戸結希)の大ヒット記念舞台あいさつを東京・TOHOシネマズ渋谷で行った。

 全国154スクリーンという中規模公開ながら、1週間で観客動員17万人を突破。小松は「身を削る思いをして、皆で作り上げた作品。頑張ってきて良かったとあらためて思う」、菅田も「映画として少しずつ大きくなっている事実がうれしい」と喜びを表した。

 ファンの間では、小松が飲んだジュースがこぼれた口元を菅田がなめる“顔ペロ”からのキスシーンが話題となっており、菅田は「原作通りで、監督も好きなシーンなので忠実にやっただけ。でも、やられたい放題で、よく文句言わなかったよね」と小松に質問。小松は「監督独特の表現の仕方なので、受け止めるしかなかった」と女優魂をのぞかせた。

 2人は今年公開された「ディストラクション・ベイビーズ」に続く共演で、「次に共演するとしたら、どういう作品をやりたいか?」というファンの質問に、菅田が「バイオレンス、ラブストーリーときたから、次はハッピーなものをやりたいね」と提案。だが小松は、「恥ずかしくて無理。結局、暗い話の方が手加減なしでできるからやりやすい」と拒否。菅田もめげず、「じゃあ、舞台は?」と迫ったが、「イヤだ」と言下に否定され、色をなくしていた。

 そして、小松は同作について「10代最後の輝き」とし、「10代にしかないエネルギー、感情、パワーがみなぎっていて、その姿を撮影してもらえた。自分の中で一生の宝物」としみじみ。一方の菅田は「瘡蓋(かさぶた)」としたため、「1年前に受けた傷がようやく瘡蓋にくらい。ちょっとポロってやったら血が出ちゃう、そんな作品」と独特の表現で振り返っていた。

続きを表示

2016年11月12日のニュース