ディーンに続け!アミューズが2カ国語以上話せる国際派発掘へ

[ 2016年11月9日 05:30 ]

アミューズが開催する「マルチリンガル・アーティスツ・オーディション」のアンバサダーを務めるディーン・フジオカ(左)とホラン千秋

 求める人材は俳優、歌手、モデル、キャスター、芸人などジャンルを限定せず、現住地、国籍も問わない。日本語とそれ以外に1つ以上の外国語を話すことができる6~30歳を応募資格としている。担当者は「どんな方が応募されるのか予測できない部分があるので、柔軟に対応したい」とする。来年1月15日まで応募を受け付け、その後は状況を見てオーディションを進めていくという。

 同社所属のディーンとホラン千秋(28)がアンバサダーとしてPR。ディーンは日本語、英語、広東語、北京語、インドネシア語を操り、香港、台湾、インドネシアでの活動を経て日本での活動を開始した逆輸入俳優。「サッカー選手が頑張ったら世界でプレーできるという夢があるように、分かりやすい図式ができれば。人生を懸けるに値する道筋をつくれたらいい」とし、日本の俳優や歌手の世界進出へ後押しとなることを期待した。

 ホランは父親がアイルランド人、母親が日本人のハーフで、父親との日常会話は英語というバイリンガル。「海外に出て行くことだけが仕事ではない」と語り、NHKの国際放送などで日本を海外に発信している。

 アミューズは世界8カ国・地域(米国、フランス、中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、インドネシア)に拠点を置き、「Perfume」「ONE OK ROCK」「BABYMETAL」などの音楽グループの海外公演をはじめ、近年は世界に向けた業務を展開。ディーンも14年に米国ドラマに出演した。「海外のドラマの現場では、さまざまな人種が一緒に働いているのが普通」とし「一緒に道を歩く仲間を待っています」と呼び掛けた。

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2016年11月9日のニュース