波瑠「びっくりぽん」な受賞、感謝の笑顔「本当に信じられない気持ち」

[ 2016年11月7日 18:35 ]

「東京ドラマアウォード2016」授賞式、主演女優賞を受賞した波瑠

 女優の波瑠(25)が「東京ドラマアウォード2016」で、NHK連続テレビ小説「あさが来た」(15年10月~16年3月)で主演女優賞を受賞し、7日に都内で行われた授賞式に着物姿で出席。「本当に信じられない気持ちです」と感激した。

 幕末から明治・大正時代を背景に、大阪有数の両替商に嫁いだヒロイン・今井あさが商売の才覚を発揮して実業家となり、銀行経営や日本初の女子大学校設立に奔走する姿を描いた。波瑠はヒロイン・あさを好演した。

 主演女優賞の受賞に「びっくりぽんでした。本当にありがとうございます。本当に信じられない気持ちです」と満面の笑み。連続ドラマ部門の作品賞グランプリと合わせての受賞となり、「私が主演でやらせてもらいましたけど、ドラマには映らない皆さんがいてやっと完成して、見てくださるところに届くものなので、個人の受賞もそうですけど、ドラマ全体の受賞が本当に嬉しいです」と感激した。

 通常よりも長い10カ月という撮影期間を経て、スタッフ、キャストは「みんな家族のよう」だといい、「10カ月ずっと合宿のように過ごしました」と振り返った。ヒロインの口癖「びっくりぽん」も大きな注目を集めたが、「現場では、“びっくりぽん”では足りなくて、かつらを取った時に“さっぱりぽん”だとかみんなで作って遊んでました」と微笑ましい現場のエピソードを明かした。

 「翼をもらったというか、背中を凄く力強く押されたという、このまま走っていくんだぞ!ってメッセージをもらったような作品。あさは10カ月間一緒にいて、自分のような、でも、絶対に追いつけない、常に前を走っている人」と作品への思いを語り、「見てもらえなければ意味がないので、視聴者の皆さんの温かいまなざしと声があって、走り抜けることができたので、感謝しています」と視聴者に感謝した。

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