剛力彩芽 初の着物演技&京都弁に大苦戦「初めてネガティブに…」

[ 2016年11月4日 05:30 ]

着物姿で舞台稽古する剛力彩芽

 女優の檀れい(45)と剛力彩芽(24)が3日、東京・明治座で舞台「祇園の姉妹(きょうだい)」の公開稽古と会見を行った。

 京都・祇園の花街で生きる芸妓(げいこ)姉妹を描いた人情作品。剛力は初舞台で、4日の初日を前に「緊張してるし、どうしたらいいか分からない」とドキドキの表情。「男に負けへん」と社会の不条理と渡り合う妹役で、着物姿での演技も京都弁も初挑戦。日頃はポジティブな性格で知られるが「初めてのことが一気にきてしまったので、“できない”って初めてネガティブなことを言うくらい落ち込んだ時期もありました」と打ち明けた。

 関係者によると、10月上旬から1カ月間、毎日7~8時間稽古。方言と所作の指導も受けた。周囲も「とにかくものすごく緊張している」と証言するほど気が張っているが、会見では「皆さんに支えられながら楽しく稽古ができた。今は凄く(舞台が)好き。終わるころには“またやりたい”って言ってると思う」と前向きに語り、「着物の裾を踏まないようにしたい」とおちゃめに抱負を述べた。

 檀は芸能生活25周年で明治座初出演。妹役の剛力は25年前はまだ生まれておらず「やだー!親子の役じゃないですから」と苦笑い。剛力は檀について「頼りになる。お稽古中からいろいろ聞いたり、いてくれるだけで安心する」と感謝した。松平健(62)らが共演。公演は27日まで。

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