福田こうへい 宮城朝市で復興唱 紅白返り咲き願う

[ 2016年11月4日 05:30 ]

大観衆をバックに笑顔の福田こうへい

 歌手の福田こうへい(40)が3日、宮城県名取市のゆりあげ港朝市で無料の歌唱イベントを行った。

 東北の復興を支援しようと13年から故郷の岩手で年1回実施しており、宮城では初めて。演歌と民謡を歌っていることから「野球界は大谷翔平、音楽界は福田こうへい。同じ岩手出身」と、二刀流つながりで自己紹介。中高年女性を中心とした1500人が集まり熱気に包まれる中、トラックの荷台をステージにして、12年のデビュー曲「南部蝉しぐれ」など7曲を披露した。

 前所属事務所との専属契約を巡る訴訟の和解決着を受け2年5カ月ぶりに発売した新曲「北の出世船」について「スケールの大きな歌。この歌で紅白に出て、お待たせしたみなさんに恩返ししたい」と、13年に初出場したNHK紅白歌合戦への返り咲きを目標に掲げた。

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