松田龍平 主演作完成までコメディーと気づかず「夢中だったのが良かった」

[ 2016年11月3日 15:20 ]

映画「ぼくのおじさん」初日舞台あいさつを行った松田龍平

 俳優の松田龍平(33)が3日、主演映画「ぼくのおじさん」(監督山下敦弘)の初日舞台あいさつを東京・丸の内TOEI1で行った。

 北杜夫氏の同名小説の映画化で、ぐうたらな大学の非常勤講師を演じた松田。「平仮名のおじさんというのがしっくりきて、自分なりのおじさんを追求する気持ちでやりました。ぐうたらだけれど、けっこう行動力はあるんです。面白さがどこまで広がるか想像もできなかったけれど、(撮影が)始まったら妙な雰囲気になってだんだんテンションが上がっていった。すごく好きな映画です」と満足げに話した。

 何かとおじさんの世話をやくおい役の大西利空(10)には、「しっかり映画の中心にいて、いい雰囲気をつくっていた。スタッフは皆、利空のことが気になって僕のことは一切見ていなかった」と嫉妬まじりに絶賛。そして、「完成するまでコメディだと知らなかった。夢中でやってきたのが良かったんだと思う。大人と子供が同じ目線で笑って見られる映画ができた」と自信ありげだった。

 舞台あいさつには他に真木よう子(34)、宮藤官九郎(46)が登壇した。

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