青木愛 大阪マラソン完走も目標達成ならず悔し涙「自分殴りたい」

[ 2016年10月30日 17:16 ]

大阪マラソンを完走しブラックマヨネーズ・小杉竜一(左)と武井壮(右)にねぎらわれる青木愛
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 シンクロナイズドスイミング北京五輪代表の青木愛(31)が30日、「大阪マラソン2016」に出場し、5時間50分23秒で完走した。MBSテレビの生中継番組放送中のゴールを目指したが間に合わず、25分遅れて到着。「いろんなサポートをもらったのに…自分を殴りたい、ほんまに」と悔し涙を流した。

 目標達成すれば、レギュラー出演する同局の「戦え!スポーツ内閣」(水曜後11・58)のメンバーとご褒美のグアム旅行が待っていた5回目のフルマラソン。20キロ地点を越えてふくらはぎ、太腿、足の裏までつり、「前に行きたくても行けない」状態だった。「みんなのグアムが…」と落ち込む気持ちを隠し、笑顔を作って競技を続ける“シンクロ魂”で必死に走り続けた。

 これまでのベストタイム約5時間半を破ることができず、「悔しい」と連発した。走るのが大嫌いながら、「もっと早く準備させてくれたら…」と約2週間前からのプロの指導というぎりぎりでの調整に不満気味。持ち前の負けん気の強さから次回のリベンジに意欲をのぞかせた。

 ゴールで「~スポーツ内閣」のMC・武井壮(43)とお笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一(43)に迎えられ、「私のせいでグアムに行けんかった…」と涙。武井は青木の健闘を称え、「愛ちゃんと小杉さんの旅費ぐらいやったら俺、出すから行こう!」と自費でのグアム旅行招待を約束したが、「ただし飛行機はエコノミーですよ」と付け足し、笑わせた。

 「絶対間に合わせようと思って5時間以上走ってくれたと思ったら感動した」と青木を労った小杉。生放送番組中に、大阪府・松井一郎知事(52)からメタボ対策に来年の出場を提案され、「やったろやないかい!」と豪語したが、放送後には「あれは知事とのコント」と必死に前言撤回した。だが、武井に「公共の場でやると高らかに宣言したから、来年は愛ちゃんと小杉さんの合計タイムでハワイに挑戦して」と迫られ、青木にも「淀川走りましょう」と誘われタジタジ。またもや「やったろやないか~い!」と叫んで、自らの首を絞めていた。この日の模様は、11月2日の「~スポーツ内閣」で放送。

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2016年10月30日のニュース