間寛平 大阪マラソンで8年ぶりのフル完走「ギャグやりすぎて…」

[ 2016年10月30日 16:39 ]

大阪マラソンを完走しバンザイする間寛平
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 タレント・間寛平(67)が30日、大阪マラソンに出場、2008年の「ホノルルマラソン」以来8年ぶりのフルマラソンを4時間25分09秒(ネットタイム)で完走した。YTV「24時間テレビ」のチャリティーマラソンの初代ランナーで、08年12月から11年1月21日にかけて4万1000キロに及ぶ「アースマラソン」を駆け抜けた。1998年、49歳の時に記録した3時間8分42の自己最高タイムには遠く及ばなかったが「しんどくはなかったけど、限界でした。股関節が痛かった」と話した。

 レース中は沿道のファンの声援にすべて応えたという。「途中で止まって、ダチョウのギャグをやりすぎてペースダウンしたかも」と寛平は大笑い。実況しながら併走したMBS山中真アナウンサー(39)は「寛平さんはずっとしゃべりっぱなしだったのに。凄い人です」と脱帽していた。

 地元の大阪・加賀屋をマラソンで初めて走った。50年ぶりに会った同級生に沿道から声援を受けたそうだが「誰か分からんかった」。夫人や孫からゼリー飲料を渡されたが「何やっとんねん。はよ行け」とどぎつい激励も受けたそうだ。

 9月頃から自宅のある宝塚から園田競馬場まで約12キロの道のりをランニングし、2、3レース分の馬券を買ってタクシーで帰る“珍トレ”でこの日に備えたという。「僕らの世代は飛行機に乗っても文句を言ってるオッサンばかり。自分はああいうオッサンにはなりたくない。甘えている自分にもう一度カツを入れるために走ろうと思った」と寛平。70歳の大台が見えても、まだまだ元気だ。

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2016年10月30日のニュース