栗原小巻が弔辞「憧れに近い尊敬」平さんに“感動の瞬間”あった

[ 2016年10月29日 05:30 ]

平幹二朗さん葬儀・告別式

出棺を見送る栗原小巻
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 弔辞は俳優座の後輩だった女優・栗原小巻(71)が務めた。「平さんの演技には、(旧ソ連の著名演出家)スタニスラフスキーの言葉を借りれば“感動の瞬間”があった。私たち後輩は憧れに近い尊敬の気持ちを持っていた」と悼んだ。

 1985年の舞台「NINAGAWAマクベス」が最後の共演。「私たちは言葉の伝わらないオランダの地で力を尽くしました」と振り返り、「平幹二朗さんの芸術への強い意志と、純粋な精神はご子息・平岳大さんに引き継がれます。どうぞ、安らかに」と締めくくった。

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2016年10月29日のニュース