杏 アピール「できれば推薦みたいなのをいただければ…」

[ 2016年10月26日 19:00 ]

映画「オケ老人!」プレミア試写会に登場した杏
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 女優の杏(30)が26日、都内で行われた主演映画「オケ老人!」のプレミア試写会で舞台あいさつに立った。老人ばかりのアマチュアオーケストラに間違って入団してしまった主人公が一流の楽団へと導いていく物語。杏は「親子3代で見られる映画。できれば文部(科学)省推薦みたいなのをいただければ…」とアピールし、会場の笑いを誘った。

 杏は同作で指揮とバイオリンに挑戦。「バイオリンは半年やりました。指揮はもうちょっと短かったですが、両方難しさがありました」と振り返った。そして作品の見どころであるオーケストラの演奏シーンについては「撮影は順に撮っていったので、集大成が最後のコンサートのシーンになった。そのシーンはみんなの息があって、すんなりスムーズに撮れました」と明かした。

 杏の指揮の指導を行ったオーケストラの飯塚正己氏は「指揮は見た目以上にむずかしいものなんですが、杏さんは熱意と気迫で見事に演じてました」と絶賛した。

 試写会では同映画のモデルになったオーケストラが「威風堂々第一番」を演奏。杏は「こうして曲を聞かせてもらうのは初めて。生音で感激しています」と笑顔を見せていた。他に黒島結菜(19)、坂口健太郎(25)、笹野高史(68)、左とん平(79)、小松政夫(74)、石倉三郎(69)、藤田弓子(71)、茅島成美(74)、細川徹(45)、原作者の荒木源氏(52)も出席した。

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2016年10月26日のニュース