本木雅弘“妻”深津絵里不在にボヤキ「天の岩戸を開けてくれなかった」

[ 2016年10月15日 12:14 ]

映画「永い言い訳」の舞台あいさつを行った本木雅弘
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 俳優の本木雅弘(50)が15日、主演映画「永い言い訳」(監督西川美和)の公開記念舞台あいさつを、共演の竹原ピストル(39)、池松壮亮(26)らとともに東京・TOHOシネマズ新宿で行った。

 本木にとっては7年ぶりの映画主演で、死別する妻役の深津絵里(43)との約20年ぶりの共演を喜んだそうだが、この日は欠席。本木は「ボヤキを一言」と切り出し、「この晴れの日に御目文字できるのかと思ったら、天照深津神(あまてらすふかつのかみ)は天の岩戸を開けてはくれませんでした。深津ちゃんが大好きなので、また20年後に老年カップルとして、ブイブイいちゃつきたい」と妄想を膨らませた。

 ミュージシャンの竹原に対しては、「役者としての存在感が冗談抜きですごかった。映画界に必要な存在。また、帰ってきてほしい」とエール。池松についても、「池松くんが僕を押し倒すシーンで、その頃はけっこう太っていたのでシャツがめくれ上がって、たぷんたぷんのおなかが丸映りになってイヤだなとブツブツ言っていたら、僕を抱えながらシャツを引っ張って隠してくれた。もう天才です」と称えた。

 これには池松が、「監督は映したそうにしていたけれど、本木さんがうるさいから隠すしかないと思った」と説明。すると竹原が、「嫉妬を禁じ得ない。本木さんは僕と一緒の時はかわいがってくれたけれど、スタッフのメールによると池松くんと一緒の時もイチャイチャしているらしかった。どっち(が好き)なのかはっきりさせてほしい」と注文を付けた。

 本木が苦笑いで、「こっち(竹原)が本妻で、あっち(池松)が愛人」と釈明すると、竹原も「じゃあ、いいか」と渋々納得。そして本木は、「役者としては至らなかったことが多々あった。それを救ってくれたのが2人の子供と竹原くんの存在。個人としては貴重な出会いだったし、その運命を開いてくれたのが西川監督。忘れた頃にまた、貴重な脇役で使ってください」とおねだりしていた。

 舞台あいさつには他に子役の藤田健心(12)、白鳥玉季(6)も登壇した。

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