高橋真麻「ダレトク!?」有吉弘行は「恩人」イジり感謝、女房役に

[ 2016年10月15日 08:00 ]

高橋真麻インタビュー(上)

「有吉弘行のダレトク!?」のアシスタントを務めるフリーアナウンサーの高橋真麻(C)カンテレ
Photo By 提供写真

 フリーアナウンサーの高橋真麻(35)がアシスタントを務めるフジテレビ「有吉弘行のダレトク!?」(制作・カンテレ)が今月18日からプライムタイム(午後7~11時)の午後10時に昇格。放送時間も1時間枠に拡大される。真麻にとっては2013年4月にフリー転身してから初のレギュラー番組の1つで「フリーアナウンサーとしての今の私をつくってくれた番組の1つ」と愛着。MCを務める有吉弘行(42)との名コンビは3年になり「今の私があるのは有吉さんのおかげ。恩人の1人」と感謝した。フリー転身後の現状や結婚についても語った。

◆アシスタントは「愛情とトキメキを持って」

 番組は13年10月にスタート。世の中にあまたある“通説”や“怪しげなウワサ”の真相を解き明かし、有吉が独自の視点で斬り込む新感覚バラエティーで、午後11時からの30分枠で“誰得”な情報を届けてきた。この10月改編でパワーアップ。例えば、見た目は“キモい”が食べると美味な生物を捕獲し、食する好評企画「キモうまグルメ」は舞台を国内から世界に広げ「キモうまグルメ THE WORLD!」に進化を遂げる。

 今回の昇格について、真麻は「喜びと同時に、割とセクシーな内容だったり、普通の番組とは違うテイストの場所に行ったり(23時台の)『ダレトク!?』らしさを保ったまま(22時台に)上がれるのかしら、という思いはありました。もちろん、制作の方たちのさじ加減もありますが、視聴者の皆さんのご意見をいろいろ頂きながら、ギリギリやれるところまで23時台のテイストは残したいと思っています」と意気込んだ。

 番組へのスタンスを聞くと「アシスタントをやる時は、とにかくメーンMCの方の女房役になったつもりでいます。例えば、どのタイミングで話を振ったらやりやすいかなと、メーンの方の呼吸を自分なりに一生懸命感じて、愛情とトキメキを持ってやっております」と心構えを明かす。

 「例えば、プライベートなことをたくさん話した方が打ち解けられて、いいオンエアになるというメーンの方もいらっしゃると思います。ただ、有吉さんの場合は割とある程度、距離感を保っていた方がやりやすいと思われているだろうなと。これは私の推測ですが。でも、とにかく『ダレトク!?』の収録の日は愛情とトキメキを持って、有吉さんの女房役になったつもりでやっております」

◆“ブス”イジりも「その場が盛り上がる 非常にありがたい」

 このような姿勢は局アナ時代にはなかった。「(局アナ時代は)目の前の文章を噛まずに読めるか、きっちり進行できるか、というようなところばかりにとらわれていたんですが、フリーになって、ありがたいことに有吉さんと組ませていただいて『アシスタントというのは、うまく進行するだけじゃなく、どうやったらメーンの方がやりやすいか、そういうことを推し量ってやらなきゃいけないんだ』と、だんだん気付き始めました」と自身の変化を振り返る。

 「有吉さんと組ませていただいて、アシスタントのあり方に気付けたので、その後、例えば(千原)ジュニアさんだったり、オードリーの若林(正恭)さんだったり、女房役になったつもりでやるようにしています。だから皆さんがご結婚されていくと、ちょっと寂しいですね。『女房になったつもりでやっているのに、結婚しちゃったぁ~』という気持ちになります」と笑いを誘った。

 「恩人?それは本当にそうですね。アシスタントのあり方に気付けたのもそうですし、有吉さんが『ダレトク!?』で私のことをイジってくださったおかげで、本当に助かったというか、今の私があるのは有吉さんのおかげだと思っています。恩人の1人であります。有吉さんのイジりは愛のあるイジり。『ブス』『なんで、そんなこと言うんですか~』で、その場が盛り上がったりするわけで、非常にありがたいと思っています」。昇格初回には有吉による「真麻イジりベスト10」のVTRがある。

 「有吉さんがどこまで23時台のテイストを残そうと思っていらっしゃるのかも、これもまた話し合って理解するものじゃなく、私がまた肌で感じながらやっていかなきゃいけないと思っているので、心機一転、再スタート。自分がまたどういうふうに有吉さんに寄り添っていくかということを考えていかないといけないと思っています」と今後の課題。有吉とのコンビに磨きをかけるべく、新たな『ダレトク!?』作りに邁進する。

続きを表示

2016年10月15日のニュース