芸能界の裏表 杉田かおる 決意の原点は「大人の汚い部分を見てしまったこと」

[ 2016年10月10日 22:17 ]

杉田かおる(1981年02月25日撮影)
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 女優の杉田かおる(51)が、10日放送のテレビ朝日「しくじり先生 今夜は自由に生きすぎた女のしっぺ返し大転落スペシャル」に出演。天才子役から“スキャンダルタレント”まで、「暴君」だったという波乱万丈な半生を振り返った。

 テレビが好きで、自分も出てみたいという軽い気持ちで劇団に所属したのをきっかけに、7歳でドラマ「パパと呼ばないで」に初出演。主演の“パパ”石立鉄男さんとともに「チー坊」として人気を博した。そんな杉田が「しくじりの入り口」と明かしたのは、「大人の汚い部分を見てしまったこと」だった。
 
 料理自慢の女優が一切家事をしない人だったり、優しい役を演じている俳優が裏で「子役のくせに」などといじめてきたり、雑誌記者にお金を渡して良いイメージの記事を書かせるタレントなど、大人の表裏のギャップを目撃してしまった。そんな芸能界で生きてい行くために「24時間、天才子役を演じきってやる」と決意。現場では一切台本を見ない、ハイヤーをチャーターして優雅に登場する、ミカン山を貸し切って、スタッフ100人を大接待するなど、“自己演出”をした。

 「小学校に通いながら、平日は寝ずに台本を読み、休日は接待」という超多忙な日々を送っていたという杉田。「表では、可愛い“チー坊”として、裏では“チー暴君”」と笑いながら、「同級生全員を完全に見下していました。価値観も違うし、持ってるお金も違う。私は大人の世界で対等に戦っている天才子役。同級生と仲良くしてもメリットもないので友達もいなかった」と告白。いじめてくるような子がいれば「シカトにはビンタ、ちょっかいには大外刈り」で“制圧”。バットの素振り毎晩300スイング、階段をウサギ跳び、昼休みはパンを6個食べ、週3で焼き肉。当時のあだ名は「ドラム缶」だったという。「チー坊、脱ぐとムッキムキでした」と明かした。

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2016年10月10日のニュース