綾部ハリウッド俳優目指す!番組、CM全て降板、来春からNY拠点

[ 2016年10月9日 05:30 ]

ハリウッド俳優を目指すことを発表したピースの綾部祐二
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 お笑いコンビ「ピース」の綾部祐二(38)が来年4月から無期限で米ニューヨークに拠点を移し、ハリウッドスターを目指すことを8日、発表した。ピースは解散しないが、事実上の休止となる。この日、都内で行ったライブ後に会見し、「アメリカで勝負したい気持ちが捨てきれなかった。何でもいいからスターになって、最終的にはレッドカーペットを歩く」と意気込んだ。

 綾部は約2年前から、渡米し芸能活動する夢を抱いていたと説明。昨年7月、相方の又吉直樹(36)が芥川賞を受賞したことで「自分も偉業を成し遂げてやろう」と、その夢が急速に現実味を帯びたという。

 「今年の正月にニューヨークに行って、やっぱりここで勝負したいという思いが強くなった。コメディアンでも役者でも、とにかくビッグになりたい」と夢を語った。

 又吉に決意を伝えたのは6月ごろ。又吉はかねて米国進出を勧めていただけに「行ったらええんちゃうん。勝負してきなさい」と即決した。事務所も最近になり後押しを決断。綾部は「(大崎洋)社長に“お笑い界の野茂英雄になりたい”と言ったら爆笑されて“そんならやったらええ”と言われました」と話した。

 この日の会見は綾部1人。「あくまで自分の活動を報告する場との強い思いから」(吉本関係者)という。又吉は「しっかりご報告した方がいいんちゃう」と励まし、会見を舞台袖から見守った。

 準レギュラーを含むレギュラー番組9本、連載2本、CM3本は全て降板する。コンビについては解散ではないことを強調しつつ「ビッグになるまで帰ってこないつもり」と、事実上休止することになる。「ハリウッドのレッドカーペットで、今日のようなフラッシュを浴びるのが目標。渡辺謙さんと共演できたら最高だな」と、壮大なサクセスストーリーを描く。

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