ゲス川谷活動休止　ベッキー不倫騒動時と「同じ轍踏みたくない」

[ 2016年10月4日 05:30 ]

　ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音（えのん、２７）が、交際中の未成年タレントと一緒に飲酒したとして、活動を休止することを３日、所属事務所を通じて発表した。

　先月２９日発売の週刊文春は川谷が８月下旬、当時１９歳だったタレントのほのかりん（２０）と都内の飲食店で一緒に飲酒していたことを伝えている。所属事務所は「川谷絵音が未成年者と飲酒をしていた事実がありました。このことを重く受け止め、両バンドともに、現在すでにご案内済みの公演を終えた後、当面の間、活動を自粛することとしました」とした。

　現在、別バンド「ｉｎｄｉｇｏ　ｌａ　Ｅｎｄ」で全国ツアー中で、この日夜、大阪での公演中に「しばらく休止したい」とファンに報告。来月１０日からゲス極のツアーを予定しており、１２月３日の最終公演以降の活動を当面休止する。同７日に予定していたゲス極のアルバム「達磨林檎」の発売も延期する。

　川谷は「僕の軽率な行動によりファンの皆さまを失望させてしまったこと、活動をともにしているバンドメンバーや関係者の皆さまに多大なご迷惑をおかけいたしましたことを深くおわび申し上げます」とコメント。

　ほのかは、レギュラー出演していたＮＨＫ・Ｅテレ「Ｒの法則」と、舞台「Ｌｕｎａ　Ｒｏｓｓａ」（１３～１８日）をすでに降板している。

　未成年者飲酒禁止法は、未成年者の親権者や監督代行者が、未成年者の飲酒を制止する義務を規定している。川谷はほのかと交際し、監督する立場だったことから法的責任が生じるとされる。

　ベッキー（３２）との不倫騒動では活動を控えることもなく批判を集めた。関係者は「同じ轍（てつ）は踏みたくなかったようだ」と話した。

　【川谷のこれまで】
　▼１月４日　川谷がベッキーと長崎市の実家を訪問。週刊文春記者が直撃

　▼同６日　ベッキーが会見し「友人」と釈明

　▼同７日　文春がベッキーと川谷の不倫を報道

　▼２月５日　ベッキーの所属事務所が休業に入ったことを正式発表

　▼５月２日　ベッキーが元夫人に直接謝罪

　▼同９日　川谷がブログで離婚を発表

　▼同１８日　川谷の元夫人が騒動の終結を発表

　▼６月１０日　ベッキーがＢＳスカパー！の音楽番組の収録に参加し、騒動後初めて取材陣の質問に応じた

　▼７月２４日　ベッキーがフジテレビ「２７時間テレビ」に電話で生出演。地上波テレビ出演は７２日ぶり

　▼９月２９日　週刊誌が川谷とほのかの交際や飲酒疑惑を報道。ほのかの事務所が飲酒の事実を認める

　▼同３０日　ほのかのレギュラー番組と舞台の降板が決定

　▼１０月１日　ベッキーがＦＭラジオ新番組に生出演する。ラジオ局に入る際に取材陣に対応。