山本浩之アナ 約19年ぶりにカツラ姿を披露「感慨もひとしおです」

[ 2016年10月2日 17:32 ]

カツラ姿でドラマ初主演の山本浩之(左)と、共演の中江有里

 フリーアナウンサーの山本浩之(54)が2日、大阪市内で初主演する関西テレビのドラマ「大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語 part2 天満駅編」(来年2月28日深夜0・25予定)の撮影初日を迎え、約19年ぶりにカツラ姿を披露した。

 同局アナ時代、司会する深夜番組「クロスファイア」で、自身がかつらをかぶっていることをカミングアウトしたのが1998年1月。以降はカツラと決別していたが今回、古巣から「妻の霊がカツラに取り憑いた男」という副題のドラマでの主演に抜てきされ、「僕以外誰がやんの?」とカツラでの熱演に挑んだ。

 物語は、死別した妻の霊がのり移ったカツラを着用してある女性と初デート。女性扱いが下手な主人公に代わって元妻がカツラの中から指示を出したり、カツラを宙に飛ばしすイタズラを繰り広げるというコミカルな展開だ。「ズラをつけながらデートする苦しみや、隠して冷や汗をかく経験を持ってるのは僕しかいない」と自虐的に語った。

 撮影で久々に本格カツラを着用し、「そうそう、こんなんやった…と感慨もひとしおです」と苦笑い。使用したのは1枚9万6000円のフェザー社のかつらで「僕の着けてた時代より性能がいい」と驚いたが、「私生活ではさすがに着けません。腰定めていかんと」と苦笑いした。

 共演の中江有里(42)はヤマヒロの演技について、「俳優志望だったんじゃないかと思うほど最初から監督の指示にも的確に応えられて、さすが」と絶賛。本人は「演技は難しいけど、(役柄が)関西弁で救われました」と語った。

 同ドラマは来年1月17日からスタートし、全10回放送。大阪環状線の各駅ごとの物語が毎回展開される。 

続きを表示

2016年10月2日のニュース