「とと姉」涙の最終回 とと登場に歓喜も…早くも“ロス”「脱力感」

[ 2016年10月1日 08:32 ]

最終回を迎えた「とと姉ちゃん」。主役の高畑充希(左から3人目)父親役の西島秀俊(同4人目)ら出演者

 女優の高畑充希(24)がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(月~土曜前8・00)が1日、最終回(第156話)を迎えた。

 高畑演じる主人公・小橋常子へ「ねぎらいの言葉あったほうがいい。最後を締めるのは父親しかできない」(落合将チーフプロデューサー)との理由から、物語の序盤で亡くなった西島秀俊(45)が演じる父親の竹蔵が再登場。54歳になった常子が、夢の中で父の竹蔵と再会し、「あなたの暮し出版」の中を案内。常子は竹蔵にほめられて涙するという内容だった。

 放送前からインターネット上では「早くも涙腺が…」とこの日での終了を惜しむ声が続々。西島登場シーンでは「泣けてくる」「“頑張ったね”って言ってもらってよかったね」。また、主題歌が流れる中で幕が閉じると「泣けた。有働さんもきっと号泣している」「素敵な半年をありがとう」と感動したコメントのほか「ついに終わってしまった」「脱力感」といった、早くも“ととロス”に突入した声も挙がった。

 昭和初期から高度経済成長期を背景に、亡き父親に代わり、一家の大黒柱として母親と2人の妹を守る「とと(=父)姉ちゃん」こと小橋常子(高畑)が戦後の東京で女性向け雑誌を創刊する姿を描いた。モデルは雑誌「暮しの手帖」を創刊した大橋鎭子。歌手・宇多田ヒカル(33)が主題歌「花束を君に」を書き下ろし、約5年ぶりに音楽活動を復帰したことでも話題になった。

続きを表示

2016年10月1日のニュース