フジ社長 解散SMAPに「感謝しかない」、スマスマ最終回は検討中

[ 2016年9月30日 15:39 ]

フジテレビ

 フジテレビの亀山千広社長(60)が30日に東京・台場の同局で定例会見を行い、12月31日をもって解散することを発表したSMAPについて言及。メンバー5人全員が出演する唯一のレギュラー番組「SMAP×SMAP」(月曜後10・00)の最終回については「検討している最中」とした。

 同局は8月14日未明のSMAPの年内解散発表を受け、「SMAP×SMAP」について「継続不可能」として年内いっぱいで終了することを同17日に発表。番組は96年4月の放送開始から20年を超え、放送回数も900回を超える同局を代表する看板番組で、最高視聴率は02年1月14日放送の34・2%(関東地区)だった。

 SMAPについてコメントを求められた亀山社長は「SMAPのメンバーに関しては、この場を借りて感謝を申し上げたい。20年間、FNSタイムテーブルを支えてくださって、感謝以外ありません」とコメント。「SMAP×SMAP」については「いつがファイナルの日になるのかが鋭意精査している」とし、「スマスマがタイムテーブルにあるまでは視聴者に喜んでいただける番組を遮二無二に作っていただきたい。メンバーの気持ちやファンの気持ち、多くのスタッフや関係者が一番思いがあると思う。とにかくスマスマのファイナルの日まで思いをぶつけ合って、視聴者に感謝してくれたらと思う。来年の1月のスマスマのタイムテーブルがなくなった時に何か感じるのもしれない。今現在は感謝の気持ちしかありません」と続けた。

 最終回の日程は「まだいろんなことを打ち合わせ、検討している最中だと聞いている」と決まっておらず、最終回の内容については「個人的にはまともに見られるのかな。好きなコーナーもいっぱいありましたし、見終わった後にこっちがありがとうと言える番組がみたいですね」と話した。

 後番組については「基本的には関西テレビさんとの協議しながらやっている。個人的には後番組の話はあまり聞きたくない」とした。亀山社長は7月の定例会見で、SMAPがファンクラブ会員向けの会報誌で「解散しない」と明言したことで、メンバー5人が唯一そろうレギュラー番組を持つ局として「感動しました」と発言。番組の20周年企画も「組んでいるのではないか」と番組継続にも期待を寄せていた。その後の急展開で電撃解散発表となり、発言が注目されていたこともあり、SMAP関連の質問が集中した。なお、香取慎吾(39)が出演する「おじゃMAP!!」については「タイトルも含めて、継続の方向」とした。

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