喜多ゆかりアナ涙の「おは朝」卒業…最後は笑顔で「いってらっしゃい」

[ 2016年9月30日 09:09 ]

ABC「おはよう朝日です」の“看板娘”喜多ゆかりアナウンサー

 ABCの喜多ゆかりアナウンサー(35)が30日、産休のため、過去最長の11年半に渡ってレギュラーを務めた「おはよう朝日です」(月~金曜前6・45)を卒業した。番組のラストでは涙も見せたが、最後は「今日も元気に、いってらっしゃい!」と笑顔で締めくくった。

 番組冒頭では「昨日泣いたことで私の涙に何の価値もなくなってしまった。今日は最後まで一滴の涙も流さない」といつも以上に明るく話していたが、ラストでは感極まった表情を見せた喜多アナ。サプライズとして父・勲さんがスタジオに登場して手紙を読み上げると、目を真っ赤にしてハンカチをあてた。そして「11年半、小学1年生だった子が高校3年生になってるくらい長いこと、皆さんと毎朝1時間15分過ごさせていただきました。私にとって『おはよう朝日です』はすべてが宝物で、35歳まで毎日青春を味わわせてもらいました」と話し、共演者、スタッフ、視聴者に感謝。「また一回り大きくなって、デブにという意味ではなくて、ABCに戻ってきたいと思いますのでまたよろしくお願いします」とジョークをまじえてあいさつした。

 また、卒業記念として喜多アナの“師匠”で、元ABCアナウンサーで2010年3月まで「おは朝」に出演していた宮根誠司(53)との対談も放送。「だれもいったことのない女子アナの領域にいける可能性がある。これから喜多さんの第2章が始まる」とエールを送られた。

 前日29日の放送では、卒業企画として熱望していたオペラを歌った模様が放送され、感極まってスタジオで号泣。「「今回のわがまま企画を『やりたい』と言ったら、みんなが『よっしゃ。喜多がやりたいなら』と全力で支援してくれた」と感激の様子で話していた。

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2016年9月30日のニュース