テントさん 芸人仲間が悼む 東野「残念」なだぎ「孤高の天才」

[ 2016年9月28日 08:22 ]

車にはねられ亡くなった漫談家のテントさん

 吉本興業所属の漫談家のテント(65、本名・三浦得生=みうら・とくお)さんが27日、大阪市内で交通事故に遭い、亡くなった。めったに姿を見られないことから“ツチノコ芸人”と呼ばれたテントさん。その突然の訃報に芸人仲間から悲しみの声が広がった。

 事務所後輩の東野幸治(49)は28日朝にツイッターを更新し「残念です」とポツリ。テントさんの持ち芸「人間パチンコ」について「『放送内でスリーセブン(7が3つ)揃うか!?』という企画をしたことがありました。何度もギリギリのところで778とか776にはなりますが777は揃いませんでした。爆笑しました」と20年前に番組共演した際の思い出を振り返り、しのんだ。

 また、なだぎ武(45)も「ホントにビックリした…ビックリ通り超えてずっとドキドキしてた」と信じられない様子でツイート。「最近お会い出来る機会はなかったですが、瞬間でもご一緒に舞台で時を刻めた事が、今は誇らしく思います…誰も超える事が出来ない領域での孤高の天才芸人テントさん。。心よりご冥福をお祈りいたします」と、2ショット写真を掲載して悲しみを記した。

 テントさんは大阪府八尾市出身。1981年に上岡龍太郎さんに弟子入り。漫才コンビ「大空テント・幸つくる」解散後はピン芸人として活動していた。上岡さんが00年に芸能界を引退した際には2代目襲名を勧められたが断った逸話もある。

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