佐藤健「ダンスできる女性が好み」も悩み多き女子大生のNGに苦笑

[ 2016年9月26日 20:26 ]

映画「何者」の学生限定試写会で悩み相談を行った佐藤健(右)とIKKO

 俳優の佐藤健(27)が26日、都内で行われた主演映画「何者」(監督三浦大輔、10月15日公開)の学生限定試写会で、学生たちの悩み相談に応じた。

 就職活動真っただ中の大学生5人それぞれの心象の移り変わりを描く映画のストーリーに合わせた企画。悩み相談には、直木賞を受賞した原作小説の作家・朝井リョウ氏(27)と、「健くんの、目で語る演技にグイグイきた」と応援団を買って出たヘアメークデザイナーでタレントのIKKO(54)が助っ人として登場した。

 佐藤は、「自己PRが苦手なので、お手本を見せてほしい」という1人目の大学2年の女子のリクエストに、「僕も苦手なんでパス」と、以前から親交のある朝井氏に丸投げ。その朝井氏は、「ひと言でいうと文章力。主語と述語が成り立っただけで、理路整然と話しているように聞こえる。そのためには本をいっぱい読んで。私の本も」と、しっかり自己PRを交えてアドバイスした。

 さらに、高校時代バスケットボールに打ち込んでいた女子2人組が「熱中するものを見つけるためにはどうすればいいか」という質問に、佐藤は「ダンスをやったらいいよ。ダンスのできる女性が僕の好み」と自身の理想の女性像を披露したが、あっさり×印が出される始末。代わってIKKOが「料理は男の胃袋をつかまえられる。これはオネエにも重要」と諭すと、「料理は好きなので頑張ります」と前向きな答えが返り、佐藤は苦笑するしかなかった。

 それでも、「この映画を見て、ダメージを食らう人もいるかもしれない。でも、それも含めて見終わった後に自分を変えられたり、友達と話すことが有意義になると思う」としっかり映画をアピール。そして、IKKOのおなじみのフレーズ「どんだけ~」をもじった「なにもの~」を観客とともに唱和し、「ちまたにはやらせてね」と呼びかけていた。

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2016年9月26日のニュース