宇多田ヒカル 活動再開は長男のおかげ 母親になっての“変化”告白

[ 2016年9月22日 22:45 ]

宇多田ヒカル

 今年4月に約6年ぶりに音楽活動を再開した歌手の宇多田ヒカル(33)が22日放送のNHK総合「SONGS」(後10・00)に出演した。

 2013年8月に母親で歌手の藤圭子さん(享年62)が死去。14年に再婚し、昨年には第1子男児を出産した。

 コピーライターの糸井重里氏(67)と対談。「もし母が亡くなった後に妊娠していなかったら、今もし子どもがいなかったら、たぶんアルバム作ったり、仕事始めようと思えていない。自分が親になって自分の子どもを見ていると(自分が覚えていない赤ちゃんの頃の)自分の空白の2~3年が見えてくる。『こんなことを親にしてもらって』。それって結局、親に対する感謝。自分がどこにいるのか見えた瞬間、ずっと苦しんでいた理由みたいな、闇の分からないっていう苦しみ、なんでこうなんだっていう苦しみがフワッとなくなった気がして、いろいろなものが腑に落ちる」と母親になって変化した心境を打ち明けた。

 収録は8月末に行い、同局連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(月~土曜前8・00)のために書き下ろした主題歌「花束を君に」をテレビ初披露した。

続きを表示

2016年9月22日のニュース