石原良純「過ぎたことは考えない人」 父の盛り土問題発言に理解

[ 2016年9月18日 10:57 ]

石原良純

 タレントの石原良純(54)が18日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演し、東京・築地市場の移転先の豊洲市場の一部に、土壌汚染対策として施すはずだった「盛り土」がされていなかった問題について言及。父で元東京都知事の石原慎太郎氏(83)が「私はだまされた」と発言し、石原氏へ責任の声を上がっていることに「過ぎ去ったことをは考えない人。その時のことだけを考えるのが“石原慎太郎流”」と父親の発言を擁護した。

 石原氏は知事だった08年5月の定例会見で、コンクリートの箱を埋め込む案を当時の担当局長に検討するよう伝えたことを明らかにしていたが、今月15日の報道陣への取材では「都庁の役人からそういう情報を(コンクリ案)聞いたから、そういう意見があると取り次いだだけ」と説明していた。

 良純は08年のやりとりについて「都知事としてたくさん仕事をしているので覚えていないのでは」とし、空洞についても今回明らかになったことで初めて知ったはずと代弁。また、石原氏への責任論も浮上していることについては「(父は)作家だから創作活動やものを作ることに熱心。管理やメンテナスには興味がない」とし、「過ぎ去ったことは考えない人だから。今は都知事じゃないし、その時の物事に当たっていくのが“石原慎太郎流”」と言い切った。

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