宮崎あおい“お父ちゃん”渡辺謙との別れに涙「娘演じられて幸せ」

[ 2016年9月18日 05:30 ]

撮影時の渡辺謙(右)を思い出し目に涙をためながら話す宮崎あおい

 映画「怒り」が17日に公開され、主演の渡辺謙(56)らが都内で舞台あいさつした。

 吉田修一氏の原作小説を李相日監督が映画化した人間ドラマ。渡辺と親子を演じた宮崎あおい(30)は「明日からお父ちゃんに会えなくなると思うと寂しくて…」と目をウルウル。家出から連れ戻され、謎の男を愛する娘という難役に挑み「お父ちゃんについて行けば大丈夫だと安心感があった。謙さんの娘を一回でも演じられて幸せ」と感謝した。

 渡辺は「とても濃密な親子の生活をしたので、あおいちゃんと同じような気持ち」としみじみと語り、「連絡くださいね」と笑顔で語りかけた。先月、女優のマイコ(31)と結婚した妻夫木聡(35)は、観客からの質問コーナーで、大切なものを聞かれ「人です。家族や友達や仕事仲間」と幸せそうな表情で話した。

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