草刈正雄 “息子”堺雅人の質問に絶句「僕はザックリ」

[ 2016年9月18日 08:12 ]

イベントに出席した草刈正雄(右)と浦上晟周(C)NHK
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 NHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)で主人公の父を演じている俳優・草刈正雄(64)が17日、大阪歴史博物館で同ドラマの特別展開幕を記念したトークショーを行った。

 ドラマでは堺雅人(42)演じる信繁、大泉洋(43)の信幸兄弟の父を熱く、時にトボけた味で好演。この日のステージも役同様“天然ぶり”を炸裂させた。「(息子役の)2人は緻密に芝居を計算してやってくる俳優ですが僕はザックリやる方」といきなりカミングアウト。

 さらに2人の素顔にも触れ「堺さんは本当にマジメでお芝居を組み立てるのが好き。最初のころ『草刈さんはこの役をどうとらえてますか?』って聞いてくるんですよ。でも僕は『えっ…』ってなって。『あんまり考えてない。ザックリやってる』って言ったら『そ、そうですか』って感心していた」。大泉については「芝居に入る前はずっと1人でしゃべってる。おかしいのよ、この人。でも、芝居ではお兄ちゃんとしてしっかりしてきたでしょ。他のテレビではトボけてんのに」と、間といい、話術といいお笑い芸人顔負けのテンポで明かした。

 さらに、ゲストで登場した孫・大助役の浦上晟周(16)が緊張した面持ちでアドバイスを求めてきても、草刈は涼しい顔で「う~ん、アドバイス? ないよ」と豪快に笑った。草刈演じる昌幸は25日放送で“最期”を迎えることもあり、司会者から「これからの見どころ」を訪ねられると「僕はね、自分が終わった後の台本読んでないから分からないんです」とやって約250人の客席は大爆笑だった。

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