サクソホン奏者の新井靖志さん死去「トルヴェール・クヮルテット」の一員

[ 2016年9月9日 22:57 ]

 日本を代表するサクソホン四重奏団「トルヴェール・クヮルテット」のメンバーで、サクソホン奏者の新井靖志(あらい・やすし)さんが9日午前0時15分、脳出血のため死去した。51歳。

 所属事務所のコンサートイマジンが公式サイトで「ここに心からの哀悼の意を表するとともに、謹んでお知らせ申し上げます」と発表した。

 「トルヴェール・クヮルテット」は1987年に結成。92年、東京国際音楽コンクール第2位、第5回日本吹奏楽アカデミー賞「演奏部門」受賞。98年にはテレビ朝日「徹子の部屋」に出演し、広く知られるようになった。2001年にリリースされたCD「マルセル・ミュールに捧ぐ」は第56回文化庁芸術祭「レコード部門」大賞を受賞した。

 新井さんはテナーサクソホンを担当。尚美コンクール管打楽器部門1位、第4回日本管打楽器コンクール2位受賞。00年にソロCD「ファンタジア」をリリースした。

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