カープ25年ぶりV王手 瞬間最高視聴率58・5%!視聴占拠率は驚異の61・5%

[ 2016年9月9日 09:00 ]

<広・中>2回2死一、三塁、新井の左前適時打に沸くマツダスタジアムの広島ファン

 広島が25年ぶりのリーグ優勝へ王手をかけた8日の中日戦(マツダ)を生中継した地元局・広島テレビ(日本テレビ系列)の平均視聴率が45・8%(ビデオリサーチ調べ、広島地区)だったことが9日、分かった。

 2016年度(4月4日~)で、広島地区の全ての番組を通じての最高視聴率。瞬間最高視聴率は、放送終了直前の午後8時50分に58・5%をマークした。7回裏、打者走者の新井が、中日の失策で二塁まで進んだリプレーの再生中だった。この直前の午後8時45分には、巨人が阪神に勝利したため当日の優勝がなくなったことを伝えていた。

 また、番組視聴占拠率(シェア=該当局の視聴率が放送全体の視聴率に占める割合)は、61・5%を記録した。

 今季はシーズン序盤から絶好調。10連勝を飾った6月28日のヤクルト戦が33・0%(広島テレビ)、球団史上32年ぶりの11連勝を達成した29日のヤクルト戦が31・4%(広島テレビ)を記録した。

 8日の試合は、2回に石原の決勝二塁打などで一挙5点。マツダスタジアム史上最多となる3万2546人の大観衆の前で4連勝を飾った。しかし、2位・巨人が阪神に逆転勝ちしたため、90年の巨人に並ぶ史上最速優勝(2リーグ制以降)は逃した。9日は試合がなく、巨人がヤクルトに敗れれば優勝が決定する。

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2016年9月9日のニュース