京都国際映画祭 OPセレモニーは世界遺産の二条城

[ 2016年9月6日 19:48 ]

 「京都国際映画祭2016」(10月13~16日、京都府内各所)の会見が6日、京都・よしもと祇園花月で開かれ、オープニング・セレモニーを世界遺産・二条城(京都市中京区)で行うことが発表された。司会を務めた京都府出身のお笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」の吉田敬(43)は、「凄いですね。京都の人間からしても身が引き締まる場所」と驚いた。

 オープニング作品には、戦後の日本映画界を代表する名優・三船敏郎さんの生き様に迫るドキュメンタリー映画「MIFUNE:THE LAST SAMURAI」がプレミア上映されることも明かされた。同作では、巨匠スティーブン・スピルバーグ氏やマーティン・スコセッシ氏ら国内外の大物映画関係者がインタビューに応じ、魅力や素顔を語っている。同映画祭では、国際的な活躍を期待される俳優を表彰する「三船敏郎賞」も毎年発表されており、縁深い作品と言える。

 また期間中、“ゴーストライター騒動”を巻き起こした佐村河内守氏のドキュメンタリー映画「FAKE」の森達也監督特集も開催。同作など4作品の上映やトークショーが行われる。会見に登場した森氏は、「FAKE」の製作費は「数百万」と告白。興収は好調だが、「ミニシアターでの展開なので全然儲かってないですよ」とぶっちゃけ、笑わせていた。

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2016年9月6日のニュース