「分身」を演じて20年 ラサール石井、舞台も「最後」

[ 2016年9月4日 05:30 ]

舞台「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のポスター

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」連載終了

 連載40周年を記念した舞台版が、9日から東京都渋谷区のアイア2.5シアタートーキョーで上演される。両さん役のラサール石井(60)は3日、都内で稽古後に本紙の取材に「まだまだ描き続けてほしかった」と残念がった。

 96年からテレビアニメで声優を務め、ドラマ、舞台と20年にわたって両さんを演じ「分身のようなもの。自分とは正反対なので、演じていると元気になれた」と思い入れたっぷり。舞台は10年ぶり5回目で「60歳なので今回が最後と思っていた」と明かし、「スペシャルやアニメで続けられたら、両さんがみんなの心に残っていくと思う」と期待。秋本氏も舞台をとても気に入っているといい、初日に来場予定。「“ご苦労さまでした”と“新作を期待しています”と言いたい」と話した。

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2016年9月4日のニュース