「真田丸」昌幸&三十郎がトークショー “犬伏”を全力PR「感動的な回」

[ 2016年9月3日 18:24 ]

“犬伏の別れ”について語る真田昌幸役の草刈正雄(左)と矢澤三十郎役の迫田孝也(C)NHK

 NHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)で真田昌幸を演じる俳優の草刈正雄(63)と、矢澤三十郎役の迫田孝也(39)が、青森県八戸市の郊外にある南郷で行われたトレッキングイベント「GOGOなんごう」に登場。トレッキング参加者を前に「真田丸」トークを行った。

 自然に囲まれた会場に刺激され、話はちょうど1年前にスタートした「真田丸」ロケ撮影の思い出から。「約30年前の『真田太平記』の頃は、サラブレッドの馬でいうことをきかない馬ばかりでしたが、『真田丸』では、ちゃんということをきく馬でロケもスムーズでした」と振り返る草刈。迫田は「山道で敵に襲われるシーンの撮影時に、馬に乗った昌幸さんが助けに来てくださったことが、凄く思い出に残っています」と懐かしそうに振り返った。

 また、2人はそれぞれ、4日放送の「犬伏の別れ」について思いを語った。草刈は「三谷さんの脚本は、良い意味でワクワクどきどき、視聴者を裏切りっぱなしの脚本。犬伏も笑えるし、感動的な回です。是非見逃さないで下さい。『真田丸』はナレ死しちゃった俳優さんも、ついスタジオ収録に顔出したくなるような素晴らしいドラマ、こんなドラマ珍しいんです。最後まで見続けて」と、「真田丸」の面白さやチームワークの良さを全力PRした。

 迫田は「誰よりも最初に犬伏のお堂を訪ねたのは私です!」と自らをアピール。「大河ドラマは、実際に演じている出来事の場所を訪ねたりしながら撮影に挑めるのが、とても楽しいです」と大河ドラマならではの魅力も語った。

 午前中は県内のみならず全国各地からエントリーした参加者と共に、南郷地区でのトレッキングに迫田が同行し、参加者との交流を深めた。

 そば好きを公言する草刈は、この南郷特産の十割そばに舌鼓、昨夜食べた青森県の海の幸も振り返り、「本当においしいものばかりでした。三十郎、昨日のイカおいしかったよな?」「大殿、あれはタコです」と、絶妙のコンビネーションで会場の大爆笑を誘っていた。

 最後にトーク会場となった「山の楽校」の敷地内に、草刈と迫田は、大山桜を記念植樹した。

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