テレ朝「ドクターX」初のスピンオフ 米倉ライバル加地が主人公

[ 2016年9月2日 05:55 ]

テレビ朝日のスピンオフドラマ「ドクターY~外科医・加地秀樹~」に出演する(左から)三浦貴大、勝村政信、宮脇咲良

 テレビ朝日の人気ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」のスピンオフドラマが初めて制作される。

 米倉涼子(41)演じる大門未知子のライバルで、第1シリーズから登場している加地秀樹を主人公にした「ドクターY~外科医・加地秀樹~」。加地は勝村政信(53)が演じており、「腹腔(ふくくう)鏡の魔術師」の異名を持つほど腕はいいが金に汚い人物。憎めない言動で、同シリーズの人気キャラクターだ。

 スピンオフでは茨城県の病院に転勤。貧しい難病の老人よりも虫垂炎で入院した代議士の娘の手術を優先しようとして、新米外科医・岬に反発される。勝村は「シリーズ初のスピンオフの主役として僕に白羽の矢が立つとは」と驚きを隠さない。「続編につながるよう余分な芝居もしたい」とシリーズ化も狙っている。

 岬を演じる三浦貴大(30)はタイトルを聞いて「XじゃなくてY?」と驚いたことを明かした。医師役は初挑戦で「“やっと人の命を救う立場に立てた!”と感慨深いものがありました」と喜んでいる。代議士の娘を演じるHKT48の宮脇咲良(18)は「シリーズで加地先生が一番好き」と笑顔。「医者が夢だったので、いつか医者役に挑戦してみたい」と話した。なお、宮脇は1日からツイッターとインスタグラムをスタートさせた。

 米倉や岸部一徳(69)らシリーズの常連メンバーも特別出演。29日から全6話を動画配信サービスのau「ビデオパス」などで配信する。

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2016年9月2日のニュース