日テレ「24時間」NEWSの奮闘評価 Eテレ検証番組にはコメントせず

[ 2016年9月1日 13:46 ]

<24時間テレビ>笑点メンバーが林家こん平(前列左)と林家たい平(前列右)をバンザイでたたえる(後列左から)三遊亭小遊三、三遊亭好楽、林家木久扇、林家三平、三遊亭円楽、春風亭昇太、山田隆夫

 日本テレビは1日、10月期の番組改編説明会を東京・汐留の同局で行い、8月27日から28日にかけて生放送された「24時間テレビ39 愛は地球を救う」について総括した。

 同番組では、番組パーソナリティーを務める予定だった俳優の高畑裕太容疑者(22)が放送4日前の23日に強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕される一大事に見舞われた。高畑容疑者は「NEWS」の加藤シゲアキ(29)主演のドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」にも出演予定だったが、小山慶一郎(32)が急きょドラマの代役を務めるなど前代未聞のドタバタ劇となった。番組平均視聴率15・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、瞬間最高視聴率は林家たい平(51)がチャリティーマラソンを完走し、師匠・林家こん平(73)や笑点メンバーと「サライ」を熱唱する場面で、35・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得した。

 福士睦編成部長は「おかげさまで大成功に終わりました。NEWS4人の結束力が輪のように出演者、スタッフに伝わって、チーム一丸となって困難を乗り越えることができました」とメーンパーソナリティーを務めたNEWSの4人の頑張りを高く評価。「いよいよ来年は40年目になります。新しい24時間テレビに向けてスタートを切りますのでよろしくお願いします」と早くも来年の記念回を見据えた。

 裏番組として放送されたEテレ「バリバラ」が“障害者×感動”をテーマに生討論を行い、「感動ポルノ」といった刺激的な言葉も飛び出し、24時間テレビをパロディー化しているような演出があるなどネットを中心に話題となった。同番組について聞かれた福士編成部長は「他局さんの番組についてこちらからコメントはしないという統一見解としています」とだけ話した。

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2016年9月1日のニュース