高畑容疑者 抑えられなかった性衝動 おおたわ氏「かなり重症な問題」

[ 2016年8月25日 14:05 ]

高畑裕太容疑者

 女医で作家のおおたわ史絵氏(51)が24日放送のTOKYO MX「5時に夢中」(月~金曜後5・00)で、強姦致傷容疑で逮捕された俳優・高畑裕太容疑者(22)について言及。医師の立場から「性衝動を抑えられないというのは重症な問題」との見解を示した。

 高畑容疑者は23日午前2時ごろ、宿泊先の群馬県前橋市のビジネスホテルで「自分の部屋に歯ブラシを持ってきてほしい」と40代の女性従業員を呼び出し、持ってきた女性の手首をつかんで無理やり客室内に連れ込み、乱暴したとされる。

 おおたわ氏は同容疑者が「欲求を抑え切れなかった」と容疑を認めたことに触れ、まずは「性衝動は視床下部で起き、前頭葉抑制するという、2つの機能がつながっているもの」とメカニズムについて説明。その上で「誰でも、特に男性はムラムラすることがあるが抑制して犯罪を起こさないように生きている」とし「このストッパーが効かないのは重要な問題。性犯罪の再犯率が多いのもここに決定的な問題があるケース」と厳しい口調でコメントした。

 また「ケアが大事」と被害女性についても思いやり「無駄に騒ぎ立てることが彼女の周りになければいい」と訴えるように話した。

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2016年8月25日のニュース