木村拓哉もSMAP解散をファンに謝罪「本当に、ごめん」

[ 2016年8月19日 23:00 ]

SMAP解散を報じるスポニチ本紙

 年内解散を発表したSMAPの木村拓哉(43)が19日、TOKYO FM「木村拓哉のWhat’s UP SMAP!」(金曜後11・00)に出演した。13日深夜の解散発表後、自身初のラジオ。番組冒頭、解散に初言及し「すべてのSMAPファンに申し訳ない。本当に、ごめん」と謝罪の言葉を繰り返した。解散発表後、メンバー5人のうち、肉声で心境を語ったのは前日18日の稲垣吾郎(42)に続いて2人目となった。

 冒頭部分は滞在中のハワイで録音した。冒頭48秒の時間を割いた木村は「今回はSMAPの件で皆さんにつらい思いをさせてしまって、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪。

 「僕と同じように、今まで生活の一部、人生の一部としてSMAPと関わってきてくれたファンのみんなに、今、本当に言葉が見つかりません。すべてのSMAPファンの皆さんに、ただただ申し訳ないという気持ちしかありません」と慎重に言葉を選びながら、約3秒間、間があき「本当に、ごめん」とリスナーに呼び掛けた。無念な様子が伝わった。
 
 今年1月に起こった分裂騒動を乗り越えたSMAPだが、今夏の音楽特番への出演をめぐり、6月以降にジャニー喜多川社長(84)とメンバー5人の直接面談が行われ、木村以外のメンバーは首を縦に振らず。いったん活動休止が決まったが、ジャニーズ事務所は「メンバー数人から“休むより解散したい”という希望があった」と説明。「全員一致の意見ではないものの、解散したいと考えるメンバーがいる状況でのグループ活動は難しい」と判断したとしている。

 解散発表時、木村は書面を通じて「このたびの『グループ解散』に関して、正直なところ本当に無念です。でも、25周年のライブもグループ活動も5人揃わなければ何もできないので、のみ込むしかないのが現状です。たくさんの気持ちで支えてくださったファンの方々、スタッフの皆さんを無視して『解散』という本当に情けない結果になってしまいました。今は言葉がうまく見つかりません」とコメントしていた。

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