「真田丸」第32話は15・8% 権力争い開始!三成まさかの暴挙

[ 2016年8月15日 10:53 ]

NHK大河ドラマ「真田丸」で主演を務める堺雅人

 俳優の堺雅人(42)が主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)の第32話が14日に放送され、平均視聴率は15・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが15日、分かった。

 大坂編がスタートした第14話から15%超をマークするなど高水準で推移。今月1日の放送は東京都知事選の開票速報のため45分繰り上げとなり、その影響か平均視聴率は14・5%と自己最低を記録した。それでも、通常放送となった前週第31話では2・8ポイント上昇と“V字回復”を果たし、今回も15・8%で推移した。

 大河ドラマ55作目。戦国時代最後の名将・真田幸村=本名・真田信繁(のぶしげ)の生涯を描く。ヒットメーカー・三谷幸喜氏(55)が「新選組!」(2004年)以来、2度目の大河脚本。タイトルの「真田丸」は大坂冬の陣で信繁が築いた最強の砦。同時に、家族の物語として一艘の船に例えた。演出は木村隆文氏ほか。

 第32話は「応酬」。絶対的権力者だった秀吉が亡くなり、上杉景勝(遠藤憲一)、宇喜多秀家(高橋和也)、前田利家(小林勝也)ら有力大名たちの合議による政権運営が始まる。 家康(内野聖陽)と三成(山本耕史)は互いにうたげを開いては、自分の陣営に味方を増やそうと躍起になる。加藤清正(新井浩文)や伊達政宗(長谷川朝晴)も徳川に傾き、次第に三成側の形勢は不利になる。信繁(堺)や刑部(片岡愛之助)がいさめるのも聞かずに、三成は暴挙に出てしまう…という展開だった。

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