あの「ひょうきん」アナ 波乱万丈人生 略奪愛、家庭崩壊、夫の突然死

[ 2016年7月29日 21:28 ]

元祖アイドルアナウンサーとして人気を博した寺田理恵子

 アナウンサーの寺田理恵子(55)が29日、TBS系「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)に出演。2度の結婚生活と“略奪愛”の真相、家庭崩壊から夫の突然死について振り返った。

 寺田はフジテレビ「オレたちひょうきん族」のアシスタントを務め、元祖アイドルアナウンサーとして一躍人気を博した。1989年に一度目の結婚を経て90年に長女を出産するも、仕事復帰後はフリーアナウンサーとして多忙をきわめ、98年には離婚しシングルマザーとなる。

 しかし2000年に大手広告代理店勤務の男性と再婚。「子どものことも私のこととも考えてくれているんだな…」と思い結婚に至ったというが、後に夫に妻子がいたことが発覚。世間から“略奪婚”と批判を受た。さらに夫が会社から懲戒解雇をされたこともあり連日マスコミに追いかけられる日々が続いたという。

 二度の裏切りにあっても「(一度娘から)父親を奪ってしまったことをすごく反省していて、引け目がある。別れてしまったらまた同じことになってしまう」と娘を気遣い、離婚は踏みとどまったという。

 しかし01年に次女が誕生すると夫の長女に対する態度が変化。限度を超える暴言に加え、長女の大事にしていたぬいぐるみやペットの猫までも捨てたという。長女はストレス性の胃腸炎で緊急入院するまでに至り「あの時は可哀想で…私はなんてことをしてしまったんだろう。何で守ってあげられなかったんだろうと思って…。一番辛い思い出ですね」と振り返った。

 それでも長年にわたる寺田の努力で夫と長女の仲も徐々に雪解け。「主人と由里絵が仲良く遊んでいる姿を見たときに、これで本当の家族になれるのかなと幸せな気持ちになりました」と振り返るも、その矢先に夫がまさかの突然死。「この部屋にいると本当に色々なことが思い出されて…。本当に辛かった」と回想した。

 壮絶な人生ながらも寺田は14年から活動を再開。番組にはシンガーソングライターとして活躍する長女・由里絵さん(26)も出演し、母への感謝の気持ちを歌に乗せるなど、親子で支え合う姿が描かれた。

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2016年7月29日のニュース