長谷川博己 こん身のゴジラポーズ披露 石原さとみは拒絶「この流れイヤ」

[ 2016年7月29日 13:36 ]

映画「シン・ゴジラ」初日舞台あいさつでこん身のゴジラポーズを披露する長谷川博己(右)と笑顔の石原さとみ

 日本で12年ぶりに製作されたゴジラシリーズの新作「シン・ゴジラ」(総監督庵野秀明)が29日、公開初日を迎え、主演の長谷川博己(39)をはじめ、竹野内豊(45)、石原さとみ(29)、高良健吾(28)らが都内の映画館で舞台あいさつを行った。イベントでは、シン・ゴジラを演じていた329人目のキャストが狂言師の野村萬斎(50)だったことも発表された。

 東宝が12年ぶりに製作するシリーズ29作目で、人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズで知られる庵野秀明氏(56)が脚本、編集、総監督を務めた同作。東京湾、鎌倉、川崎市街などに出没したゴジラと日本国との戦いを描いた。

 長谷川は「ようやくこうやって初日を迎えられて最高にハッピーです。ホッとしています」と大入りの観客を前に笑顔。これまで主役としてさまざまな場所でキャンペーンを行ってきており「各地みんなゴジラに対して期待しているし、ものすごい情熱を感じた。公開が近づいてどんどんテンションが上がっていくのが伝わった。すごい熱気を感じた」と手応えを口にした。

 竹野内は「ゴジラが公開前から独り歩きして、世界でいろんな人に愛されていると思っていた。この初日で送り出して、初めて映画という形になるものだと思う。これからどれだけ多くの方に見ていただけるとか、楽しみしています」と充実の表情。石原も「アメリカ側の人間として携われて誇り。やっと公開できてうれしい」と笑顔を浮かべた。

 登壇者の中で1番ゴジラだと思う人は?との質問で、自らを指差した長谷川は「またゴジラポーズをやってほしいってことなのかなと思って…」とニヤリ。竹野内が「(キャンペーンで)ゴジラのポーズをしなくちゃいけないときが何度があって。磨きがかかっている」と太鼓判を押すと、石原からは「誰もしてくれって言ってないのに。自らですよね」とツッコミ。長谷川は「きょう、ゴジラ柄で来たんです。ちょっとやりたかった」と白状し、こん身のゴジラポーズで歓声を浴びた。

 さらに、樋口監督から指名を受けた竹野内もゴジラポーズを披露。しかし、高良から指名を受けた石原は「この流れイヤだな…。しないです」とまさかの拒絶。石原を挙げた理由を聞かれた高良は「石原さんかなと直感で思った。さっき、私たちが年下なんだから盛り上げていくよ!って言ってたから、これは石原さんで行こう!って。でも、指差したら、なんで私?って…」と説明した。

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2016年7月29日のニュース