前園氏まさか!ドリブル対決で少年に敗北…手倉森Jにはエール

[ 2016年7月25日 14:50 ]

ロッテ釜本サッカー教室「噛むチカラをスポーツのチカラに」トークイベントに登場した(左から)釜本邦茂氏、前園真聖氏、澤穂希さん
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 サッカー元日本代表の前園真聖氏(42)が25日、都内で行われたロッテ釜本サッカー教室「噛むチカラをスポーツのチカラに」トークイベントに元なでしこジャパンの澤穂希さん(37)、日本サッカー協会顧問の釜本邦茂氏(72)とともに登場。リオデジャネイロ五輪で48年ぶりのメダル獲得を目指す手倉森ジャパンにエールを送った。

 1996年のアトランタ五輪を経験している前園氏は「初めての世界で素晴らしい経験をさせてもらった。世界レベルを肌で感じることができた」と回顧。「プレーに関しては、ここから何か新しいことというのは難しいので、今までやってきたことを出し切るということ。ブラジルの高温多湿という環境に慣れること、3戦目も含めて移動が6時間ぐらいかかる。コンディションや普段のメンタルで初戦(ナイジェリア戦)を迎えられれば、力は出し切れると思う。チームはまとまっているので、期待しています」とメッセージを送った。

 68年のメキシコ五輪で銅メダル獲得に貢献した釜本氏は、手倉森ジャパンが五輪で勝ち抜いていくポイントは?と聞かれ、「頭を使うことですね」とひとこと。「世界のレベルは高い。マスコミは48年ぶりのメダルを取るかいうけど、そうは簡単にはいかない。その中で、初戦をうまく勝ち抜けばそれに到達できる可能性はあるとは思う」。

 4回の五輪に出場している澤さんは「小さい頃からの夢であったオリンピックでのメダルを獲得できたのは本当に私のサッカー人生でもすごくいい経験になった。今までやってきたこと積み重ね。私自身も上にいくまではコンディション、試合に向けての準備が大切だったと思う。その辺をしっかりやっていけば、いい結果がついてくるのではないか」と話した。

 未来の日本代表を目指すサッカー少年、少女に向けたイベント。前園氏は少年とドリブル対決を行うも、まさかの敗北。「ちょっとガムの噛みどころを失敗した」と言い訳し、笑わせた。

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2016年7月25日のニュース