菅田将暉マッチョに変身!ボクサー役で体重10キロ増へ

[ 2016年7月23日 06:30 ]

ボクサーを演じるために筋トレして10キロ増量を目指している菅田将暉

 俳優の菅田将暉(23)が来年公開の映画「あゝ、荒野」(監督岸善幸)に主演し、ボクサーを演じることになった。役作りのために現在、ハードトレーニングを積んでおり、筋力アップで体重10キロ増を目指している。細身のイメージから一変、マッチョに様変わりし、話題をさらいそうだ。

 劇作家の故寺山修司さんが1966年に発表した同名の長編小説が原作。11年に嵐の松本潤(32)主演、故蜷川幸雄さん演出で舞台化された。菅田が演じる主人公は、少年院に入って人生の挫折を味わい、もがきながらボクシングの道を進んでいく役どころ。階級はライト級(約59~61キロ)だ。

 体を鍛えるのは「人生で初めて」という。体づくりを始める5カ月前は1メートル76で、55キロだったが「今はとにかく食べて体を大きくしている」と、現在は63キロまで増量。目標体重まであと2キロに迫っている。「ボクサーの体はボクシングでしかつくれない」と、トレーニングは縄跳びから始め、シャドーボクシング、ミット打ち、スパーリング、サンドバッグ打ちなどで追い込み、筋力トレーニングで締めくくっている。

 プロテインも飲んでおり「安っぽくない覇気を身にまとえるように、体を鍛えるとともに精神と顔つきをつくっていく」とストイックだ。ボクシング指導をしているトレーナーは「もう少しやれば本当のプロボクサーを目指せるのではないか」と急成長ぶりを明かした。

 韓国の俳優ヤン・イクチュン(40)がダブル主演する。岸監督は「2人を中心に演技派の役者たちが顔をそろえてくれた」と来月にも始まる撮影を楽しみにしている。

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