TBS「ピラミッド・ダービー」番組内でも謝罪「行き過ぎた編集」

[ 2016年7月17日 20:56 ]

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 TBSのクイズバラエティー「ピラミッド・ダービー」(日曜後7・56)が17日に放送され、6月19日放送回で一部演出に捏造(ねつぞう)があったことについて改めて江藤愛アナ(30)が視聴者と顔相鑑定士の池袋絵意知氏に謝罪した。番組内で経緯を説明するのは初めて。

 出演した顔相鑑定士の池袋絵意知氏が、放送後に収録時と内容が違うことを指摘。最終問題まで解答したにもかかわらず、放送では途中で「脱落」し、参加したはずのシーンはCG処理で姿を消されたなどと訴えていた。

 放送倫理・番組向上機構(BPO)は8日、同番組の審議入りを決めた。審議入りの理由について、川端和治委員長は「出演者の了解を得ずに勝手に映像を加工したのは問題だ。その背景には分業化など制作体制の問題があるだろう」と説明した。

 17日の番組末尾に江藤アナが「6月19日放送の双子見極めダービーの中で、出演者の方からご指摘いただいた収録の順番やルール変更のいきさつは、演出の一環のつもりでしたが、事前に説明や了解を得ることなく、画像を加工し、行き過ぎた編集がありました。池袋絵意知氏、および視聴者の皆様に深くおわびいたします」と話した。

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2016年7月17日のニュース