中川翔子 ポケモン声優10周年に感慨「サトシの人生1人分ですよ」

[ 2016年7月16日 10:30 ]

映画「ポケモン・ザ・ムービーXY&Z ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」初日舞台あいさつでお祝いのフラワースターンドを送られ、感激する中川翔子

 タレントの中川翔子(31)が16日、都内の映画館で声優を務める映画「ポケモン・ザ・ムービーXY&Z ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」(監督湯山邦彦)の初日舞台あいさつに、女優の松岡茉優(21)、お笑いタレントのあばれる君(29)、声優の山寺宏一(55)、松本梨香(47)らと登壇。同作で10年連続でシリーズのゲスト声優を務めた中川は、サプライズでピカチュウと中川がこれまで演じてきた役柄がデザインされたフラワースタンドを送られ、「本当に幸せ、ありがとうございます」と大感激した。

 中川は「私はゲスト声優10年連続で参加させていただいて、夢のような景色です。毎年、1年で1番ドキドキする瞬間を10回も皆さんを一緒に(味わえた)。一緒に歳を重ねてすっかり大人になったねって感慨ひとしおです」としみじみ。10年という長さに「びっくり。信じられないです。10年って(主人公の)サトシの人生1人分ですよ。すごい歴史の厚みを感じる。胸がいっぱいです。チビっ子たちの思い出の中に爪跡を残して死んでいけたら幸せです。この10年の涙も全部が経験値となって、10年も連続で呼んでいただいて、大好きという気持ちと本当に共に歩ませていただいたすべての子どもたちと、たくさんの皆様に感謝でいっぱい」とポケモン愛をまくし立てた。

 ポケモン総選挙1位のゲッコウガがお祝いに駆けつけると、「いま、1番輝いている男子ですよ。興奮します。本当に幸せ、大昇天です!」と目を輝かせた。湯山邦彦監督(63)も「10年間の成長の度合いが凄い。芝居に心があると思う。それが中川さんに1番のいいところだと思う」と称賛した。

 ポケモンという長く続くシリーズに初出演となる松岡は「皆さんのほうがポケモン好きだから」と観客に遠慮しつつも「嬉しいに決まっているじゃないですか。サトシ(松本)が隣にいるんですよ。ピカチュウ、小さい時から大好きでした」とピカチュウに抱きつき、「そんな映画に出演できて、本当に嬉しいです。夢が叶いました!」。松岡は2008年から2年間、テレビ東京「おはスタ」におはガールとしてレギュラー出演しており、長年番組の司会を務め、“芸能界の父”と慕う山寺と久々の共演。「いつかやまちゃんと共演したいなと誓った夢がこうして叶って光栄です」と感激すると、山寺も「茉優との共演はご褒美です」と喜んだ。

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