菅田将暉 初大河で「キレッキレ」宣言 CPは“愛され役”期待

[ 2016年7月12日 13:44 ]

2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」追加キャスト発表会見に登場した菅田将暉

 俳優の菅田将暉(23)が来年放送のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜後8・00)で大河ドラマ初出演を果たすことが12日、分かった。同日、東京・渋谷の同局で行われた新キャスト発表会で発表された。本作は女優の柴咲コウ(34)が主演し、戦国時代の女性城主・井伊直虎(なおとら)の生涯を描く物語。菅田は井伊直親の嫡男・虎松(のちの井伊直政)を演じる。

 菅田は岡本幸江チーフプロデューサー(CP)と脚本の森下佳子さん(45)が手掛けた13年の連続テレビ小説「ごちそうさん」に主人公の長男役で出演。「『ごちそうさん』の時に次は大河だね!、なんて話をしていたんですが、それが本当に実現して、バックヤードでハグをして、浮き足立っています。日本で俳優をやっていく中で大河ドラマは大きな目標の1つでしたので、凄く嬉しいです」と念願の大河初出演を喜んだ。

 岡本CPは菅田の起用について「『ごちそうさん』の時はNHKのドラマ初出演で、その時からまだまだ大きくなる、伸びしろがある人で、もっともっといろんな面を見たいと思った。『ごちそうさん』ではいい子の長男だったが、直政は優秀だけどちょっと行き過ぎる。それでも愛さずにはいられない役をやっていただけるのでは?」と期待した。

 「現場的には初めての時代劇で無知なところがたくさんありますが、徳川四天王の中でも一番若い直政を演じさせていただくということで、優しい先輩たちに甘えながらキレッキレでかっこいい直政を演じたい」と気合を入れた。「直政の真っ赤で金の角の甲冑は着たい。鍛えてバシッと見せるところは決めたい」と話した菅田。乗馬などの準備はまだしていないようで「乗馬はやるかもしれないので、今後は練習するかもしれないです」と続けた。

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2016年7月12日のニュース