永六輔さん 東京五輪開会式スポニチに寄稿…2度目の祭典は天国で

[ 2016年7月12日 05:30 ]

永さんが東京五輪開会式について寄稿した64年10月11日付のスポニチ1面

永六輔さん死去

 永さんは1964年10月の東京五輪の際、開会式を報じた10月11日付スポニチ1面に詩を寄せていた。

 「僕のオリンピック」とのタイトルで「僕は待ちに待っていた 私はどうでもいいと思っている オレは東京オリンピックに反対」などと、さまざまな人々の思いがあることを表現。「前に 後ろに 九十四カ国の若者が 民族が 人間が つづく つづく 仲間が歩く 拍手…」などと開会式の様子も切り取っていた。2020年には再び東京に五輪がやってくる。2度目の祭典を、永さんは天国からどんな思いで見るのだろうか。

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